夏は実家の手伝いと自分のバイトで休みもなく、夏の終わりには急な引っ越しで途方に暮れた。
三階建ての戸建てから、ふた部屋のところに引っ越し…
む、無理だろ……
同居してた姪が(荷物をほとんどそのままに)独り立ちして、息子も少しずつ引っ越し(いらない物は置き去りに)して、夫婦ふたりになったからには、寝る場所さえあればいいよねー的のんびり生活をするのだ! …まだどちらの実家にも帰りたくないのだ…
捨てても捨てても溢れかえる物、もの、モノ!
捨てられない物、もの、モノ!!!
小さい息子のために私が作ったぬいぐるみとか、息子の作ったぬいぐるみとか、小さい頃の落書きとか、クソほど出て来た。(息子は自分で処分すんのがイヤで私に押し付けました)
今考えてもキツかった。だいぶ捨てた、すごく捨てた泣きながら捨てたヤケクソで捨てた。
でもまだまだ捨てきれず、ふた部屋のうちの一部屋が荷物でいっぱいです。なんとかしなくちゃねー。
さらに減らしていかなくちゃねー。
本もたくさん売りました。前の引っ越しの時にはすごい金額になりましたが、今回は安かったなぁ。(すーさんは7、8万くらいになるかって思ってたみたいだけど全然まったく…)
紙の本は、もうダメなんだって。悲しいなぁ。
すーさんの大事な本も、私の大事な本もだいぶ減らして…だけどまだたくさんあるんだよなー。
夏の終わりの暑い時期、引っ越しがあまりにも辛くて体重が4キロ?減った。食欲なくなったしなー。食べてる余裕やヒマもなかったし。
終わってよかった。いやー終わらないかと思った。そんなとき私が言うことはいつも同じで
『世界なんか滅びてしまえばいいのに』
学校がなくなればいいとか、誰々がいなくなればいいとか考えた事はないなぁ。
引っ越しの最中はずーっと
『世界なんか滅びてしまえばいいのに』
って思ってたな。
滅びてないな。ふふふ。
そのあと、ちょっと左目の手術をしたので、今でも携帯をあんまり見てらんない。
のんきなブログも更新出来なかった。
今も右目だけでやってるから、チョイつらい。早く通常になりたい。
だいぶ良くなったけど、いつもの感じにはまだまだ。
中学生のとき同じ手術をして、白い杖の作文ってのを書いて賞をいだだいた。いやマジで辛かったから。ほんのしばらく片方の目だってだけでも大変だったから。
しかし中学生だったから、何もかも、まるっと両親が面倒見てくれた。
さて、今。
夫、すーさん大活躍。もう大丈夫な今も洗濯は全部やってくれるし、洗い物も、風呂の準備も。家にいるときには1日4回3種類の目薬もさしてくれる。
日帰り手術だったので、次の日や1週間後に横浜の病院に行く時には、仕事を休んで手を引いてくれたし。うーん、面倒見の鬼だな。
すばらしい。私の夫教育もすばらしい。ありがとう、あんまり上手に出来てなくとも、ありがとう!!! 目薬さすの下手すぎて文句言ってごめんね!!!
しかし彼には免許がない。車があるのに!
ま、ふたりでバスに乗るのも楽しかった。引っ越したところは、バス停が近かったから。
外が眩しくて大変。風が目にあたるとツライ。両目で仕事すると目がツライ。
ホントに、なんでもない日々ってすばらしい。
しかし世界を滅ぼしたいほど嫌だった引っ越しも(なんとか)終わり、迎えた秋。食べ物はなにを食べてもおいしい。
なにを食べてもおいしい!!
なにを食べてもおいしい!!
引っ越しダイエットで減った体重なんか、あっちゅーまに元以上に増えた。だってさ、
何を食べてもおいしいから!!
じんましんも続いていて、かゆいは痛いよりツライけど、まだまだ目もツライけど、なんでもない日々にもどるために、がんばりまーす。
がんばりますってったって、こんなのだいたい時薬、日にち薬、時間薬だよねー。
歳と共にどんどん一年が早くなってんだから、薬の効きもさぞかし早いでしょうよ。