ミステリーツアーに申し込んで、自分の実家近くだったことがありますか?
私はあります。しかも2回。
たくさん笑えますし、一緒に行った人のためにより詳しい案内ができます。
そして、意外と行ったことないところに行けたりしておもしろくもあります。
ある日、チラシを見つけました。相模原市の緑区をめぐるツアー。なんと3千円ちょっとのお得なお値段。いつも通っているけど、寄ったことはない場所の名前がたくさん出ています。
わー、行ってみようかな? すーさんも興味津々なので、2人分申し込んでみました。
申し込んだ翌日すぐに振込用紙が郵送されて来ます、早すぎてビビる。
内容は、小松・城北地区 里山散策、城山湖周辺ハイキング、小原宿本陣 ひな飾り見学、相模湖産わかさぎフライのランチ、津久井の自然素材を使ったオリジナルフォトクリップ作り体験
相模湖…実家の手伝いに帰るときに必ず通る相模湖…しかしいつも夜、しかもだいたい真夜中だから暗くて湖面も見えません。息子が小さい頃に何度か行ったかなぁ。息子もう大人だしな。
その相模湖でわかさぎフライを?! そら食べてみたいわー。
3月15日 水曜日
ワクワクして朝、集合場所へ。
定員いっぱいにならなかったのか、小さなカワイイバスが来ました。観光協会のおじさんがガイドさんです。協会のエライ人も参加してます。
まずは、知ってはいたけど行ったことない、
城山かたくりの里!
カタクリがまだたくさん咲いてないし、平日だから200円みたいです。(私はツアーだから、払ってませんが)安いね。
かたくりの花と桜の季節には500円みたいです。なるほどね。
山いっぱいに、いろんな花が咲いています。
この時期、桜や花桃はまだまだでした。でも山の中を歩いて咲いてる花を探すの楽しい!
近くを歩いていた地元の人が話してましたが、かたくりが一面に咲いて桜や花桃が咲く時期には、車も渋滞するし、人でいっぱいらしいので私たちには今の時期がちょうどいいのかも。
博打の木…なんでばくちの木なの? 気になるじゃん。帰ってから調べたら、樹皮がどんどん剥がれていくから、身ぐるみ剥がされる…=博打? ほっほぅー、こうばしい命名ですこと。
受付でお話しを聞いたおじさんが、コツコツ植えたんだろうなぁ。山を管理する大変さはわかります。人が入れるようにするのも大変。
私たちが行ったときは、人のいっぱい来る時期の為に駐車場を整備してました。帰りに見たら、まさにそのおじさんが重機に乗っているではありませんか。
カッコイイ…
次は城山の梅園、本沢梅園です。梅はもう終わりかなってタイミングですが梅の花好きだから嬉しい。たまたま入り口に来ていた地元の議員さん(バリバリ農家のおじいちゃんでした)がこのあたりの歴史を語ってくれました。おもしろかった。
約千本の梅。白加賀がほとんどで、色がないので赤いのやピンクのを植えているそうです。
広い敷地に、梅がいっぱい! そして地面は…ん? なんだか耕されてません? これ、見たことあるなー。
やはり猪でした。山だもんね、わかります。実家もそうですもん。
梅は白加賀ですから、梅の実もなります。実がなったら、摘み取りをやってるんだそうです。
1キロ600円。私が高いと思うのは、梅は庭にあってタダのものだから。自分で摘み取りを楽しんで1キロ600円なら安いんじゃないかなぁ。
梅園の入り口近くに、気になるものが。金毘羅さん?? え? こんなところに?
行けるかなーと眺めていたら、今から上の城山湖に行って、そっちから行けますよ、とのこと。やったー!
息子が小学生の頃に来た城山湖。湖ってついてるけど、城山湖も津久井湖も相模湖も厳密には湖じゃなくて人造湖です。揚水発電のために作られたんですって。
遊歩道を歩いて、龍籠山金刀比羅宮に行きます。かわいらしいこんぴらさんです。
昔々、四国の金刀比羅宮にお参りして分けていただき、ここに建てたんだそうです。1804年に四国までの旅…大変だっただろうなぁ。
ここからさらに上に行ける小道があり、登った先からは栃木の山も見えるとか見えないとか。この日はもやってて見えませんでした。
近くに航空神社もあり。飛行機が落ちたからとか。航空神社に登ってお参りする時間はありませんでした。
そうそう、アレが! 山に…
おわかりいただけただろうか…猫さまです。山なのに!
城山湖を出発して、津久井湖を眺めてから相模湖へ。さあさあ! わかさぎフライのお昼ご飯ですよっ!!
(相模湖の近くに実家がある人に、相模湖のわかさぎフライ食べに行くんだーって報告したら、「えっ?」って反応されたけど!笑)