春ですね。春休みですよね。
春休みの前によく見かけませんか? 荷物を山のように抱えて、提げて、休み休み帰宅している小学生を!
少しずつ持ち帰ってればそんなことにはならないのに、作った工作やら書いた絵、作文綴じたやつやら絵の具のバッグ、書道セットや裁縫セット、なぜかロッカーに入っていた謎の物たち。置いといた辞書、重かった資料集。下手するともう終わったアサガオの鉢まで!
うちの息子は多分、そーゆー子でしたね。私も多分そうでした。
さ、この春 息子が大学院を出ますよ。
小学生の頃ですら持ちきれなかった荷物…さらにグレードアップしていますでしょう、そうでしょう。そりゃそうです。
屋台まであるのですよ??(屋台は展示に行ってるので、今回は持ち帰りナシ 笑)
すーさんも、息子も免許がありません。私がいなかったら宅配かなんか頼もうと思ったらしいのですが、私たまたま実家に帰らず週末家にいました。
大きくなった『学期末に見かける荷物だらけの小学生』いや、大学院生は言いました。
「車だしてください」
週末は車が混みます。朝の6時に後ろの座席を倒して出発! 息子の大学(山の中 笑)に向かいます。渋滞もなく到着。
入り口で警備員さんと爆笑している息子。何を話してたの?って聞いたら、制作が間に合わない後輩が泊まりこんでるって話していたみたいです。そりゃー間に合わないわーってかすでに間に合ってないじゃん。
昔、移転前にこの大学に行ったとき(なんとビックリ30年前だわ 笑)にも「山の中にあるよなー」と思いましたが、引っ越しして新しくなったここも、いやー山の中ですわ。
到着して、息子がここに車停めて〜って言ったスペースには、猫さまがいました。ど、どいてくださいお願いします。
以前来たときも彫刻棟に彫刻が展示されてて、そこにいっぱい猫さまがいて、すーさんが彫刻より猫の方が人気じゃーん、とか言ってたっけ。
…飼ってんの?
早朝なので、カラスもたくさんいました。山だなぁ。猫とカラスの他には警備員さんしかいませんよ。
荷物は思ったよりたくさんあって、全部積み込んだら後ろが全く見えなくなりました…助手席の足元にも荷物!
入り口の警備員さんに挨拶して、帰りました。
お礼にって息子がお茶しようと言うのですが、早すぎてファミレスくらいしか開いてません。
16号沿いのコメダ(すげー混んでた!)に寄ってモーニング食べて来ました、息子ご馳走さま。
7年間もいた大学さん、ありがとう さようなら。まさか7年も行くとは思わなかったよ…
一浪した子も、理工学部に行った子も、医学部に行った子も、息子より先に社会へ出て行きましたっけ。
高校から大学、院、合計10年学んだ美術…
親戚の人にも言われましたとも、「絵が上手いんでしょう?」
ま、ざっとこんなもんですよ。
え? 象ですよ、ぞうさん。うまいでしょ?
何しろ10年間も美術を学びましたからね…