ぞをさん つれづれ

ぞをさんは日記をかきます

ラッキーライラックを黙ってひっそり飲み込むよ

 

 

 

 

また、リラの花咲く季節になりました。

庭の奥からいい香りが…

 

 

 

 

f:id:zousantsurezure:20240420184031j:image

 

 

 

 

咲いてる咲いてる。

 

 

 

そして毎年恒例の

 

 

 

 

f:id:zousantsurezure:20240420184109j:image

 

 

 

見えるかなぁ。

ラッキーライラック

リラの花びらは4枚なんだけど、たまに5枚の花びらのものがあって

 

 

f:id:zousantsurezure:20240420184227j:image

 

 

 

それが、ラッキーライラック

見つけたらひっそり黙って飲み込むと幸せになれるんだって。

毎年、母に

「見て見てー! ほら、これラッキーライラックだよー」

とか言っちゃってた私…

 

最近怪我したり、いろいろあるから今年は黙ってひっそり飲み込むことにしました…

 

 

しかし多分、コレ恋のおまじないだったような…

いや、いいよ。

 

 

 

f:id:zousantsurezure:20240420185005j:image

 

 

 

ごっくん

 

 

 

とにかく、ラッキーを!

とにかく、ラッキーを!!

 

 

 

ラッキーライラックさん、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとビックリした

 

 

 

久しぶりに自分のブログを見てみた

 

ぞうさんぞうさんおはながながいのね」

 

ってタイトルだった

 

 

…なんのことだかサッパリわからない

そうよ、かあさんもながいのよ? だよね?

なんだ? ぞうなんか見に行ってないよな

んーー

 

 

読んでみた

 

 

あーーーー

そんなこと、あったわ!

ゾウムシ、好きなんだよなぁ

小さいのに凝った造形してて…

 

米にわいたコクゾウムシを、小さいペットボトルに米とともに入れて飼ってたこともあったな

お米農家の夫の母に、幼い息子が

「おかーさんはコクゾウムシかってるんだよー」

と自慢していたこともあった…(遠い目)

 

こんなにもキレイサッパリ忘れられるものだろうか

実際忘れてたしな

 

仕方ないか

いやー、ビックリしたわぁ

 

 

 

 

ぞうさんぞうさんおはながながいのね

 

 

そうよかあさんもながいのよ

 

…そうよ?? 

 

 

 

まあとにかく、ぞうさんは鼻が長い

 

 

 

f:id:zousantsurezure:20230915221537j:image

 

 

ん?

 

 

 

 

 

 

 

なっが!!! なななななななっっっがっ!

…長すぎない?!

(この場合のぞうさん、長いのは鼻ではないけれどね)

 

 

f:id:zousantsurezure:20230915221616j:image

 

 

クリシギゾウムシ  かな?

いつ見ても口吻が長くて興奮する(駄洒落…ダジャレ…だじゃれ)

 

近所の栗の木に来たの? おいしい栗をいただいて食べたばかりだよ

私、栗は好きなので、卵産むのやめてください

栗から出てくるぷりっぷりの幼虫もカワイイんですけど…

でも虫がいると栗が美味しくなくなってんですよねぇ

 

 

 

 

f:id:zousantsurezure:20230915224553j:image

 

 

 

ぞうさんぞうさん、お願い

なるべく栗に産卵しないでね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

重陽の節句ですね

 

 

 

9月9日です。

五節句のひとつ、重陽節句です。

菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべたお酒を楽しんだりしつつ長寿や無病息災を祈願するそうで…そんなんやったことないわ。

五節句は1月7日に七草粥、3月3日ひな祭り、5月5日端午の節句、7月7日うちの息子の誕生日…じゃなくて、七夕! 

 

そんで今日、9月9日。誰も何にも騒がない…

 

菊の花屋さんとか栗農家とか和菓子屋さんとか、なんか騒げばいいのに…

バレンタインデーのチョコレート屋さんを見ろ! 『もうかってまっかーぼちぼちでんなー』いや、ウハウハですよ。

なんで廃れちゃったのかって、旧暦から新暦になって、9月9日ではまだ菊は咲かず、栗や秋なすもまだ旬ではないため、季節感が合わなくなってしまったことが最大の原因といわれてるそうな。

だよね。今まだ暑くて秋感ないわ…

 

あと、『着せ綿』ってのがあって、私は小説で知った…ような気がするんだけどよく覚えてないな。9月8日、菊の花に綿をかぶせ、翌日その綿についた露を身体や顔にパタパタして… 健康やら美容やらなのかな? 

その綿を使って体や顔を拭うと老いが去り、長寿を保つと伝えられてたそうな。近世では、白菊には黄色、黄菊には赤、赤菊には白、と綿の色を変えるなど細かい決まりもできていたそうですよ、なんでなくなっちゃったのかな?

…菊って美容にいいの??

 

なーんか風流だねぇ…

もちろんやったことないけど。

 

そんな『着せ綿』の名前の和菓子があります。

私、たまに9月9日に食べてます。

 

今日は、和菓子屋さんに予約して食べました。

 

 

 

f:id:zousantsurezure:20230909202555j:image

 

 

カワイイ…

 

お値段はかわいくないです。高くなっちゃって…そして小さくなっちゃって…(涙)

 

 

f:id:zousantsurezure:20230909202711j:image

 

 

しかしカワイイ…(かわいさのあまり寄り過ぎてピンが合ってないねー笑)

 

夕飯は栗ご飯、秋なすも食べたよ。

 

重陽節句、完璧♡

 

 

なーんて思ってたら、ちょうど本日は年に2回くらいある、羽蟻の日でした…

実家、羽蟻だらけ…

 

 

f:id:zousantsurezure:20230909203001j:image

 

 

いやー、いろいろあるなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

リラの花咲く頃

 

 

 

ええ、軽い気持ちで調べました。

好きな、かしぶち哲郎が歌ってたよなーって。

 

 

 

 

全然違った…

 

 

かしぶちさんが歌ってたのは『リラのホテル』だったよ、なつかしく聴いたよ。矢野顕子と一緒に歌ってた『屋根裏の二匹のねずみ』も好きだったなぁ。

いや、ちょっと待って、じゃ頭に浮かんだ「リラの花咲く頃」って何?!

 

そして、我々夫婦を巻き込んだ(小さな 笑)

 

「リラの花咲く頃」騒動

 

が幕を開けたのです。

 

 

f:id:zousantsurezure:20230422114209j:image

オシャ! オシャ画像!!

 

 

 

まず、検索すると出て来たのは昭和歌謡

白黒画面で、姿勢正しく朗々と歌う声の良い男性。あーなんか聞いたことある。

 

次に女性歌手を見つけたので聞いてみる。

ん?? 

シャンソンだ…

あれ? コレって

宝塚の皆さんがよく歌ってるやつ!!!

フランス語だけど、すみれじゃなくリラって歌ってる!?

 

そこら辺から、夫すーさんを巻き込んで『リラの花咲く頃』調べが始まりました。

 

さらに検索すると、ドイツの映画が出てきます。

 

『再び白いライラックが咲いたら 』

 

すーさんが驚いてます、

「1953年の映画…カラーじゃん」

自分が生まれる前の映画ですもんねー

 

しかし私が驚いたのはそんな事ではありません。

 

え?! 【白い】 の??!

 

私のイメージしたリラの花、ライラック色ですよ? ライラックって色の名前にもあるやん、ライラック(色の名前)は、ラベンダー色みたいな薄めの紫色で。うちの実家の花はもっと濃いめの色だけど…

 

実家の庭に勝手に生えてきた(父がそう言ってるので、すでに正解は闇の中と言える)リラの木に花が咲いていて、私は『リラ』って言ったけど母は『ライラック』って言ってて、そういや昔リラの歌好きだったなぁ、かしぶち哲郎の歌。久しぶりに聞いてみよーかなー「リラの花咲く頃」

 

そして、今ここ。

 

ライラックはフランス語でリラ。

私の思い浮かべた歌は、タイトル違ったし。

リラの花の色は白。

ドイツではどうもライラックじゃなくニワトコの花だったらしく…ニワトコってアレか? フラワーコーディアルの、あの白い花?? それが白いライラックになって?

さらに、シャンソンの「リラの花咲く頃」は宝塚の「すみれの花咲く頃」に?

 

ドイツのレヴューの中の歌、「再び白いリラの花が咲いたら」がヒット。その歌をもとに『再び白いリラの花が咲いたら』という映画になり。

ヨーロッパ中で歌も流行り、特にフランスではたくさんの歌手が歌う「白いリラの花咲く頃」として大ヒット。当時フランスに来ていた宝塚のエライ方がその曲を含めた歌曲を日本に持ち帰り、「リラ」を馴染みのある「すみれ」に変えて歌ったんだって。

 

知らんかった。

 

そして今。

すーさんは携帯で『再び白いライラックが咲いたら 』を見ていたけど力尽きて寝ています。

今、そんな昔の映画を見れちゃうんだねぇ。

 

さらにライラックってゆーと、北海道。祭りがあるほど札幌市で咲いているらしい。

しかも検索してると頻繁に小説が引っかかってくる。

渡辺淳一の「リラ冷えの街」

とにかく札幌とこの小説が引っかかります。

なんか、リラ冷えって単語には好感と興味を持つものの、渡辺淳一苦手だから読まん。多分、ライラックの花の下おじさんがきれいな女と不倫するんだろ(偏見)

映画の方も、歌手になる夢を捨てられない男が奥さんをおいて出て行って、奥さんにはお腹に子どもがいたのに…みたいなことをすーさんが言ってたし。

 

リラってなんだか悲しいねぇ。

青っぽい色のせいかなぁ。あ、違うわ白いリラの花だもんね。

白いリラの花、花言葉は「青春の喜び」「無邪気」「若き日の思い出」だって。

フランスでは白いライラックは青春のシンボルだそうで。へーー。

でも! なんかいろいろ調べてると、「欧州の民間伝承では白い花のライラックを家に持ち込むと不吉なことが起こるとされている」とか出てくる。え? 青春のシンボルなのに?? なんで???

原種は紫で、白や赤、ピンクはヨーロッパで品種改良されたそう。

ヨーロッパでは日本の桜前線みたいにライラック前線があって、ヨーロッパを移動してくんだって。リラの花咲く頃が、いちばんいい季節なんだってさ。(でも日本みたいに敷物ひいて酒飲まないよねぇ?)

 

そういや映画のタイトル『再び白いライラックが咲いたら 』

咲いたら? 咲いたらなんなん??

男が帰って来んのかな? 

すーさん起きたら聞いてみよ。

 

 

あー、おもしろかったリラ調べ。

 

 

ちなみに札幌市でこれから

さっぽろ ライラックまつり

があるそうなので、皆さんぜひ。

 

 

私は多分北海道には行かないまま死ぬので(思い込み)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多分、パリには行かないと思うから映画を観に行きました

 

 

パリ、行きたいですか? 私見たいけど、行きたくないです。

めんどくさいから…

 

鉄塔好きとしては、エッフェル塔ルーブルとか、カフェとか、橋とか、川とか。

そら散歩したい。

 

しかし金額的にパリに行くくらいなら南の島に行きたい。

コロナ以降、ひきこもり癖がついて、めんどくさくて海外に行ける気がしない。

 

 

さあそこで!

 

 

 

『パリタクシー』

 

 

f:id:zousantsurezure:20230415215253j:image

 

 

映画でパリを巡りましょう。

 

夫のすーさんは、世界街歩きとか、トラムの旅とか、映画もロードムービーとか大好きです。

偶然見かけた『パリタクシー』の予告編が素晴らしかった!

 

 

https://movies.shochiku.co.jp/paristaxi/

 

 

すごくよかった。

 

上映時間わりと短くて、もっと街の中ぐるぐるぐるぐるしてくれてもいいのよって思ったり。

思わぬところで、夫すーさんが隣で泣いてたり。

私もハンカチ用意してたし、濡らしたし。

 

映画終わってからもしばらく、出演した皆さんの目の色がハッキリ浮かんできたりしました。

マダムの目の色。マダムのしわしわ。マダムのスカーフ。キレイだったなぁ…

タクシーの運ちゃんも、その奥さんも、娘さんも、キレイな目の色だった。

日本だと黒やら茶色だもんねぇ…

 

大きな画面で、パリのドライブを楽しんで、ふたりの会話を楽しんで、人生の悲喜こもごもに涙して。

 

夫婦して大満足で帰って来ました。

 

 

すーさんは、映画のあとパリの地図で、どこを移動してたのか調べたりして楽しんでました。

今はいろんなものが小さな画面でみられるけど、大きな大きな画面で見なくちゃもったいないものがたくさんあるな、と。

 

夫婦50割で2200円だった頃は、今よりもっと映画観てたなぁ。

割引きも少なくなったけど、すーさんシニア値段になってるし、また大きなスクリーンで映画観に行こうっと!

 

(夫婦で映画の好み、スッゲー違うけど…)